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TOKYO MARKET REPORT / 2026

2026年東京中古マンション市場予測|エリア・築年・耐震・駅距離・再開発で分解

2025年8月から2026年8月までのREINS月次原表を接続し、価格と流動性を分けて、東京23区・多摩の市場を条件別に読み解きます。

公開日 2026年9月24日更新日 2026年9月24日著者 TOKYO 1981
東京23区132.69万円/㎡

成約㎡単価 前年同月比 ▲0.3%

東京23区▲20.6%

成約件数 / 在庫 +26.3%

多摩+9.1%

成約㎡単価 / 在庫 ▲5.5%

2026年の東京中古マンション市場は、全面的な価格下落ではなく、「価格より先に流動性が悪化する選別相場」へ移行している。

01 / EXECUTIVE SUMMARY

エグゼクティブサマリー

2026年の東京中古マンション市場は、これまでの全面的な上昇から、立地・築年・耐震・駅距離・管理状態を細かく問う選別相場へ移っています。ただし、東京全体が一律に下落へ転じたと判断できるデータではありません。

相対的に価格維持力がある条件

  • 都心・副都心、主要駅へのアクセスがよい
  • 駅徒歩5分以内、または6〜10分でも実動線と生活利便がよい
  • 新耐震、または旧耐震でも補強と確認書類がそろう
  • 50〜70㎡の実需帯、または70㎡以上で地域内の希少性がある
  • 50戸以上、特に200戸以上で管理と修繕が機能している
  • 再開発が駅動線・生活利便・雇用へ実際に波及する

反対に、郊外・駅遠・旧耐震未補強・小規模・管理不安が重なる物件は、平均価格が維持されても成約までの時間が長くなりやすい領域です。旧耐震は一律に下落扱いせず、耐震、融資、土地持分、建替え可能性、管理を個別に見ます。

02 / METHOD

調査方法と注意点

REINSの月次資料を2025年8月から2026年8月まで同じ項目で接続し、東京23区と多摩、さらに23区内の地域区分を比較しました。マクロ環境は国土交通省、東京都、日本銀行、住宅金融支援機構、総務省、国立社会保障・人口問題研究所、建設物価調査会、不動産経済研究所の一次情報を参照しています。

データ基準日:2026年9月24日。REINSの最新公表月は2026年8月。

03 / REINS MONTHLY DATA

2025年から接続したREINS月次表

東京23区では成約㎡単価が高値圏を維持する一方、2026年に入って在庫が連続的に増加しました。多摩は絶対水準が異なるため、23区と同じ物差しで単価を比較せず、各地域内の方向を見ます。

2025年8月〜2026年8月 東京23区・多摩の中古マンション市場
23区 成約㎡単価(万円)23区 成約件数(件)23区 在庫(件)多摩 成約㎡単価(万円)多摩 成約件数(件)多摩 在庫(件)
2025年8月133.101,59319,48954.923283,659
2025年9月131.541,99519,26058.634363,535
2025年10月135.031,83619,18956.603983,533
2025年11月130.961,85319,19757.513773,494
2025年12月135.611,69519,49154.644013,430
2026年1月137.501,43320,43958.153193,528
2026年2月133.371,81720,98559.494103,464
2026年3月136.102,14521,16759.604383,402
2026年4月137.461,63521,73157.903733,408
2026年5月131.241,45222,33357.903673,365
2026年6月131.151,71622,87958.724203,241
2026年7月135.771,50923,78758.443543,340
2026年8月132.691,26524,62459.902973,458

単位:万円/㎡、件 対象期間:2025年8月〜2026年8月 出典:REINS月例マーケットウォッチ 更新日:2026年9月24日

04 / MARKET PHASE

現在の市場局面

23区在庫は1年間で19,489件から24,624件へ+26.3%。在庫件数を同月の成約件数で割った参考比率は12.2倍から19.5倍へ上昇しました。これは正式な在庫月数でも季節調整済み指標でもありませんが、売れ残りの増加を捉える補助線になります。

同時に、成約㎡単価は2026年1月137.50万円、4月137.46万円、8月132.69万円と高値圏です。「価格が崩れていない」ことと「売りやすい」ことは同義ではありません。

05 / AREA

エリア別分析

2026年8月 エリア別の需給
エリア成約㎡単価(万円)在庫㎡単価(万円)成約件数・前年比在庫件数・前年比読み方
都心3区246.81317.53154(▲38.9%)5,197(+58.1%)高値在庫が急増。物件選別が最も強い
城東100.66118.23359(▲20.8%)5,418(+14.3%)都心代替需要と水害・供給リスクが併存
城南128.43156.76280(▲21.1%)4,754(+20.2%)駅・沿線・管理状態による差が拡大
城西153.01200.34213(▲15.8%)4,961(+23.4%)副都心再開発が支えるが高値在庫に注意
城北109.50123.22259(▲7.5%)4,294(+23.2%)実需は相対的に厚いが在庫増
多摩59.9059.95297(▲9.5%)3,458(▲5.5%)在庫減。主要駅近と駅遠の差が大きい

出典:REINS 2026年8月月例マーケットウォッチ。城東・城南・城西・城北の区分は同資料に準拠。

都心3区

千代田・中央・港は最高値圏ですが、在庫+58.1%、成約件数▲38.9%と選別が最も強い地域です。海外需要、富裕層需要、再開発、新築不足は支えになる一方、317.53万円/㎡の在庫提示水準と246.81万円/㎡の成約水準の差は、すべての高値売出が受け入れられているわけではないことを示します。

城南・城西

城南は品川・目黒・大田・世田谷、城西は渋谷・新宿・中野・杉並です。都心・副都心アクセスと再開発の恩恵がある一方、沿線、駅、坂、住環境、管理状態、高値在庫の差が拡大します。

城北・城東

城北は実需が相対的に厚いものの在庫増に注意します。城東は都心代替需要が支えますが、湾岸・河川沿いの水害リスク、新規供給、管理費・修繕費を同時に評価します。

多摩

在庫が前年同月比▲5.5%で、23区とは需給の向きが異なります。ただし主要駅の駅近・築浅・大規模と、駅遠・バス便・小規模・高経年を平均で一括りにすると実態を見誤ります。

エリア別ベースシナリオ(名目価格のレンジ)
エリア1年3年5年10年確度
都心3区0〜+5%0〜+15%+5〜+25%0〜+45%1・3年:中/10年:低
城南▲2〜+4%▲3〜+10%▲5〜+18%▲10〜+30%
城西▲2〜+4%▲3〜+10%▲5〜+18%▲10〜+30%
城北▲3〜+3%▲5〜+8%▲8〜+15%▲15〜+25%
城東▲3〜+4%▲5〜+10%▲8〜+18%▲15〜+30%
多摩▲4〜+3%▲7〜+7%▲12〜+12%▲25〜+20%中〜低

06 / BUILDING AGE

築年数別分析

築年数別の価格維持力と流動性
築年数価格水準流動性価格維持力主な確認点
築0〜5年最高新築プレミアム剥落、管理費・修繕積立金
築6〜10年比較的高い第1回大規模修繕、設備更新
築11〜20年中〜高価格と品質のバランス、修繕計画
築21〜30年中〜高立地・管理次第で高い第2回大規模修繕、配管、積立金
築31〜40年中〜低二極化新耐震か、設備寿命、長期修繕計画
築41年以上幅が最大低〜中強弱が明確耐震、融資、土地持分、管理、建替え

築浅は商品性と融資面で有利ですが、新築プレミアムと高い総額を負います。築11〜30年は、設備・修繕履歴を確認できれば価格と品質のバランスを取りやすい帯です。築31年以上は築年の数字より、新耐震か、配管と設備の更新、長期修繕計画、積立金が差を作ります。

築41年以上では分散が最大になります。都心立地、大きな土地持分、管理良好、大規模、耐震補強済みなら需要を保つ一方、駅遠・小規模・未補強・積立不足が重なると流動性が低くなります。

07 / SEISMIC STANDARD

旧耐震・新耐震分析

耐震区分別の市場評価
区分価格維持力流動性評価の中心
旧耐震・未補強低〜中立地・土地持分・融資・建替え可能性
旧耐震・補強済み補強範囲、確認書類、管理、積立金
新耐震中〜高中〜高管理、設備、駅距離
2000年以降商品性、省エネ、間取り、維持費
築浅新築プレミアム、供給競合

1981年6月の基準改正は竣工年だけでなく建築確認日で確認します。また、2000年基準は木造住宅で語られることが多く、RC・SRCマンションを一律に分ける法的境界とは限りません。本稿では市場の商品区分として扱います。

08 / PROPERTY TRAITS

駅徒歩・規模・面積・物件特性

駅距離別分析
駅距離価格維持力流動性評価ポイント
駅徒歩5分以内複数路線、改札までの実動線、坂・信号も確認
駅徒歩6〜10分中〜高中〜高都心・主要駅なら十分競争力。道の安全性も影響
駅徒歩11分以上低〜中低〜中バス便、商業利便、住環境、価格差が必要
総戸数別分析
総戸数強み注意点
総戸数50戸未満意思決定は軽い場合がある1戸当たり負担、管理委託、修繕の規模効率
総戸数50〜199戸標準的な流動性と管理規模住戸構成、滞納、積立水準
総戸数200戸以上知名度・取引事例・規模の利益合意形成、共用設備費、大規模工事
専有面積別分析
専有面積主な需要注意点
50㎡未満単身・投資需要融資、税制、管理費の㎡負担、出口の買手層
50〜70㎡実需の中心間取り効率、在宅勤務、収納
70㎡以上ファミリー・希少性総額の上昇、維持費、地域の需要層

タワーは眺望・共用施設・知名度に強みがありますが、管理費、修繕積立金、災害対応、投資需要の変動を確認します。ブランド、低層、所有権・借地権、湾岸立地も単独で優劣を決めず、価格にどこまで織り込まれているかを見ます。

09 / REDEVELOPMENT

再開発の影響

東京都の公式資料に示された再開発を、物件価格へ自動的に加点するのではなく、駅動線、生活利便、雇用、住宅供給、工事中の影響、価格への織込みで整理します。

東京・八重洲・日本橋

駅動線
都心回遊と乗換動線
生活利便
商業・医療・滞在機能
雇用
オフィス集積
住宅供給
供給競合を確認
工事影響
通行・騒音
価格への織込み
期待先行に注意

虎ノ門・麻布台・品川・高輪

駅動線
広域交通と駅接続
生活利便
複合機能・緑地
雇用
国際業務需要
住宅供給
高額住戸との競合
工事影響
工事動線・眺望
価格への織込み
都心価格に反映済みか確認

渋谷・新宿・池袋

駅動線
ターミナル内外の動線
生活利便
商業・文化・公共空間
雇用
就業・来街需要
住宅供給
駅周辺供給
工事影響
長期工事・混雑
価格への織込み
徒歩距離ごとの差

築地・臨海部

駅動線
都心接続と回遊性
生活利便
公園・商業・生活基盤
雇用
観光・業務需要
住宅供給
大規模供給に注意
工事影響
工事・交通・眺望
価格への織込み
水害・管理費も併読

多摩主要駅

駅動線
駅前再編とバス接続
生活利便
商業・医療・行政
雇用
地域雇用・通勤
住宅供給
駅前と郊外で差
工事影響
工事中の利便低下
価格への織込み
駅近以外への波及は限定的

10 / MACRO

金利・人口・建築費・新築供給

1.25%日本銀行の政策金利水準(2026年9月18日時点)

3.46%フラット35・21〜35年・融資率9割以下の最多金利(2026年9月)

146.7東京・RC集合住宅の建築費指数(2015年=100)

21,659戸2025年度の首都圏新築マンション供給(前年度比▲2.6%)

2026年8月の消費者物価指数は前年同月比+1.9%。東京都の推計人口は2026年7月1日時点で14,301,986人、前年同月比+66,214人、世帯数は7,638,018世帯です。需要基盤は維持される一方、金利上昇は借入可能額と投資利回りへ逆風になります。

2025年度の首都圏新築供給は21,659戸、うち23区7,708戸で、2000年の首都圏95,479戸から大きく低い水準です。2026年5月の平均価格1億660万円は供給物件の地域・グレード構成にも左右されるため、そのまま中古全体へ当てはめません。

マクロ要因の方向性
要因現状中古価格への方向注意点
人口・世帯数東京都は増加プラス地域・世帯属性で濃淡
富裕層・海外需要継続するが変動大都心にプラス為替・株価・規制に左右
新築供給低水準中古価格を下支え高額・小規模化による構成変化
建築・修繕費高水準価格にはプラス、維持費にはマイナス積立不足を顕在化
23区中古在庫増加マイナス高値在庫と売れ筋を分ける
住宅ローン金利上昇マイナス総額が高い物件ほど影響
再開発進行選別的にプラス完成・動線・織込みを確認
相続売り中長期で増加余地築古・郊外にマイナス管理と権利条件で差

11 / SCENARIOS

1年・3年・5年・10年の3シナリオ

東京23区の強気・ベース・弱気シナリオ
シナリオ1年3年5年10年主な前提
強気+3〜+8%+10〜+25%+20〜+40%+35〜+70%金利安定、所得・人口・海外需要、新築不足が継続
ベース▲3〜+3%▲5〜+8%▲8〜+15%▲15〜+30%高値横ばいと選別。価格より流動性が先に悪化
弱気▲8〜▲3%▲15〜▲5%▲25〜▲10%▲35〜▲15%金利上昇、景気後退、在庫・供給増、需要減

強気シナリオ

金利が安定し、所得・人口・海外需要、新築不足、建築費高止まりが続くケースです。都心・駅近・築浅・管理良好が先導しますが、すべての中古が同率で上がる想定ではありません。

ベースシナリオ

高値圏を維持しながら成約件数と販売速度が弱まり、条件のよい物件と弱い物件の差が広がるケースです。金利上昇が限定的でも、在庫増が高値売出の修正を促します。

弱気シナリオ

追加利上げ、景気後退、株価・為替変動、海外需要減、相続・新規供給による在庫増が重なるケースです。総額が大きい物件、駅遠、未補強旧耐震、管理不安から影響が表れやすくなります。

12 / RESILIENCE MATRIX

価格維持力マトリクス

条件別の価格維持力と流動性
エリア築年・耐震駅距離規模・管理価格維持力流動性主なリスク
都心3区築0〜20年5分以内大規模価格・金利・海外需要
都心3区築21〜40年10分以内管理良好中〜高中〜高修繕・設備
都心3区旧耐震・補強済み10分以内大規模融資・書類・将来修繕
都心3区旧耐震・未補強問わず小規模低〜中融資・耐震・管理・建替え
城南・城西新耐震5分以内50戸以上中〜高高値在庫・沿線差
城南・城西築31年以上6〜10分管理良好修繕・競合
城北築11〜30年5分以内問わず中〜高中〜高在庫・総額
城東築0〜20年10分以内問わず中〜高中〜高水害・供給
湾岸タワー10分以内管理良好中〜高中〜高積立・災害・投資需要
多摩主要駅築浅5分以内大規模中〜高中〜高駅勢圏人口・供給
多摩築21〜40年6〜10分問わず戸建競合・修繕
多摩築31年以上11分以上小規模人口・相続・融資

13 / SHORT CASE STUDY

旧耐震大規模マンションをどう評価するか

14 / LEADING INDICATORS

先行指標

市場と個別物件を更新する先行指標
指標頻度分かること読み方
REINS成約件数月次需要の強弱価格より先に落ちやすい
REINS在庫件数月次売れ残り増加継続は買手優位化
売出・成約㎡単価差月次売主期待と実需の差拡大は値下げ圧力
在庫÷成約件数月次需給の参考比率季節調整済み指標ではない
同一住戸の価格改定随時値下げ圧力重複掲載に注意
成約日数月次・四半期流動性長期化は価格に先行
住宅ローン金利月次購入可能額固定・変動を分ける
新築供給戸数月次・年次代替供給価格帯・地域構成を確認
建築費指数月次供給・修繕コスト価格下支えと積立負担の両面
東京都人口・世帯月次基礎需要区市別・年齢別に確認
再開発の進捗随時利便性の実現度計画公表だけで評価しない
管理組合資料総会ごと個別物件の実行力積立・工事・滞納・耐震書類

15 / FORECAST RISK

予測が外れる原因

  1. 日本銀行の金利経路が想定より急になる、または再び緩和へ戻る
  2. 景気、雇用、賃金、株価、為替が大きく変動する
  3. 海外投資家・富裕層の需要や制度が変化する
  4. 新築供給、相続売り、投資物件の売却が同時に増える
  5. 人口・世帯数の都内回帰または流出が想定と異なる
  6. 再開発の延期、動線変更、供給増で効果が変わる
  7. 地震・水害などが地域と建物評価を急変させる
  8. 平均値の物件構成が変わり、実勢以上に上昇・下落して見える

16 / CONCLUSION

結論

2026年の東京中古マンション市場は、価格が一斉に崩れる局面よりも、価格より先に流動性が悪化する選別相場と捉えるのが妥当です。東京23区は在庫増と成約件数減が明確で、多摩は在庫減と単価上昇を示しています。東京という一語で括らず、地域ごとの需給を分けます。

個別物件では、エリア、築年、耐震、駅徒歩、総戸数、面積、管理、修繕、権利、再開発への実動線を積み上げて判断します。旧耐震を一律に下落扱いせず、補強と書類、融資、土地持分、管理を確認します。再開発も周辺すべてに一律プラスとはせず、実際の利便性と供給競合、工事影響、価格への織込みを見ます。

売却では、平均価格が保たれている間に同一棟の販売期間と値下げを確認することが重要です。購入では、提示価格ではなく成約市場、将来の買手が融資を使えるか、修繕費を負担できるかまで見てください。

NEXT READING

判断を個別物件へつなげる

市場平均を確認したら、耐震・管理・修繕と、実在する棟の資料へ進みます。

PRIMARY SOURCES

出典

閲覧・データ基準日:2026年9月24日。出典リンクは一次情報であり、アフィリエイトリンクではありません。

FAQ

よくある質問

2026年に東京の中古マンション価格は下がりますか?

一律に下がるとは見ていません。2026年8月の東京23区は成約㎡単価が前年同月比▲0.3%に対し、成約件数は▲20.6%、在庫は+26.3%です。価格より先に流動性が悪化し、立地・築年・管理状態による選別が進むのがベースシナリオです。

旧耐震マンションは今後売れなくなりますか?

旧耐震という築年区分だけで売却不能にはなりません。耐震診断・補強範囲と確認書類、管理と修繕、土地持分、立地、総戸数、買主の融資可否で差が出ます。未補強・書類不足・管理不安が重なるほど、価格だけでなく成約までの時間にも影響します。

駅徒歩何分までが価格を維持しやすいですか?

一般には徒歩5分以内が最も流動性を保ちやすく、6〜10分も都心や主要駅、複数路線なら競争力があります。11分以上は価格差に加え、バス便、商業利便、住環境が重要です。表記分数だけでなく、改札までの実動線、坂、信号も確認します。

再開発予定地のマンションは必ず値上がりしますか?

必ずではありません。駅動線、生活利便、雇用が実際に改善する物件にはプラスですが、大量の住宅供給、工事中の騒音・通行、眺望変化は逆風です。計画が公表された時点で価格に織り込まれている場合もあり、徒歩距離と完成後の使いやすさを分けて評価します。

売出価格と成約価格は何が違いますか?

売出価格は売主が市場へ提示している希望価格、成約価格は買主との交渉を経て実際に契約した価格です。売出事例だけでは、その金額で売れたか、値下げしたかは分かりません。相場判断ではREINSの成約値と、同条件住戸の販売期間・価格改定を併読します。